

初めてWordpressを使う方向けに、絶対最初にすべき初期設定を紹介します。
他にもいろいろ設定はありますが、まずは「絶対」しておいてほしい初期設定だけに絞って紹介しますね。
この記事で分かること
- WordPressテーマのインストールの方法
- WordPressで絶対最初にしておくべき初期設定
- 最初にいれておくべきプラグイン
テーマのインストール
WordPressの設置が終わると、最初からいくつかテーマがすでにインストールされています。

このテーマをそのまま使ってもいいですが、初心者におすすめのWordpressテーマ「Cocoon」があるので、それを使ってみましょう。
Cocoon(コクーン)は高機能なのに無料のおすすめテーマです!
Cocoonをダウンロード
まずはCocoonテーマをPCにダウンロードします。ダウンロードするのはCocoonの親テーマと子テーマの2つのファイルです。
親テーマと子テーマとは
「親テーマ」とはWordpressテーマの本体のこと。Wordpress自体も数か月ごとにアップデートされるので、テーマもそれに合わせてアップデートされます。本体(親テーマ)のデザインを自分で変更しても、アップデートの時に変更したデータは消されてしまいます。
「子テーマ」を使うと、変更したい点だけ「親テーマ」を上書きしてくれるので、アップデートの影響を受けずデータを残しておくことができます。自分でデザインを変更するときは子テーマを変更しましょう。
まずは親テーマをダウンロードします。

次に子テーマをダウンロード。

WordPressにログイン
WordPressの管理画面にログインします。ログイン画面は「ブログサイトURL/wp-admin.php」になります。
このブログでいえば「https://zaitakumama-work.com/wp-admin.php」です。
注意ポイント
WordPressの初期設定でのログイン画面のURLは 「ブログサイトURL/wp-admin.php 」になっていて、誰でもアクセスできるのでセキュリティ的に弱くなります。
このログインURLを変更するプラグイン「SiteGuard WP Plugin」をインストールしましょう。記事の後半で紹介しますね。
WordPressをインストールしたときに設定したユーザーIDとパスワードでログインします。

テーマのアップロード
左メニューの「外観」→「テーマ」へ。

「新規追加」をクリック。

「テーマのアップロード」をクリック。

先ほどダウンロードした親テーマ「cocoon-master...」をインストールします。「ファイルを選択」でZipファイルのまま選択し、「今すぐインストール」をクリック。

親テーマをインストールしたら有効化はせずに、子テーマをインストールします。

先ほどど同様に「外観」→「テーマ」→「新規追加」→「テーマのアップロード」で子テーマ「cocoon-child-master…」のファイルを選択&インストール。
インストールが完了したら子テーマを「有効化」します。

インストールの順番は逆でも大丈夫ですが、有効化するのは必ず「子テーマファイル」になります。
Cocoon Childが「有効」になったら完了です。

WordPressテーマCocoonの設定は有効なので、もうブログ記事を書きだせます。ですが、その前に必ずする初期設定5つ&おすすめプラグイン7つのインストールをしておきましょう。
WordPressの初期設定5つ
WordPressをインストールしたら必ずすぐにしてほしい初期設定を5つ、まとめました。
必ずする初期設定
- サイトタイトルの確認
- アドレスの確認
- パーマリンク設定
- メタ情報の削除
- ニックネームの変更
ひとつひとつ説明しますね。
サイトタイトルの確認
サイトタイトル=ブログ名を確認しておきましょう。
左メニュー「設定」→「一般」へ。

サイトのタイトル=ブログ名を必ず入力します。後から変更もできます。
キャッチフレーズには「Just another WordPress site」と最初から入力されています。ブログサイトの簡単な説明を入力をしてもいいですが、使用するWordpressテーマによって表示される場所が変わってきますので、特にこだわりがなければ空欄にしておきましょう。

アドレスの確認
キャッチフレーズ下のWordpressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)を確認します。基本、ここのアドレスは変更しないようにしましょう。

WordPressアドレスとサイトアドレスは通常同じものが入力されています。もし「http://」から始まるアドレスだった場合はSSL設定をする必要があります。その手順は別の記事で説明しますね。
パーマリンク設定
パーマリンク設定はとっても重要です。最初に決めたら、できるだけ変更しない方がいいです。
左メニュー「設定」→「パーマリンク」へ。

「投稿名」がおすすめです。

投稿名を選択すると、記事を書くごとにURLスラッグを修正する必要がありますので注意しましょう。別記事でパーマリンクの大切さの記事を公開する予定です。
メタ情報の削除
サイドメニューの下の方に「メタ情報」欄があったらこちらを表示しないように削除しましょう。

このメタ情報の「サイト管理」をクリックすると、Wordpressのログイン画面へリンクしています。誰でもログイン画面へアクセスできるようになってしまっているのはセキュリティ上よくありません。自分でログイン画面URLは分かるようにブックマークしておき、このメタ情報は必要ないので削除します。
「外観」→「ウィジェット」メニューへ。

「サイドバー」▼マークをクリックすると、現在サイドバーに表示されている内容が出てきます。「メタ情報」の▼マークをクリックし、左下の「削除」で表示されなくなります。

ニックネームの設定
テーマによって、記事を書いた人の名前が表示されることがあります。初期設定だとログインするときのユーザー名が表示されます。ログイン情報のひとつがばれてしまうのでセキュリティ上よくありません。

「ニックネーム」を設定すると、記事を書いた人の名前が設定した「ニックネーム」になります。ユーザー名と別のもので設定しておきましょう。
左メニュー「ユーザー」→「プロフィール」へ。

ニックネームを入力すると、その下の「ブログ上の表示名」が選択できるようになります。「ニックネーム」と「ユーザー名」どちらにするか選択できるので「ニックネーム」と同じものを選択してください。

設定を変更したらそのページの1番下までスクロールして「プロフィールを更新」のクリックを忘れずに。

これ以外にも設定は色々ありますが、まずはブログを書きだす前に、必ずしておいてほしい初期設定5つでした。次はプラグインです。
初めにいれるプラグイン7つ
プラグインとは
WordPress本体やテーマにない機能を簡単に追加することができるツールです。例えば、お問い合わせフォームやスライドギャラリーなどをインストールするだけで追加することができます。
WordPress同様、基本は無料で使えますが中には有料のもの、アップグレード版は有料のものなどいろいろあります。Wordpress公式サイトに認定されているプラグインだけでも58,685種類もあります。(2021年8月10日現在)
プラグインは便利ですが、あまりたくさんいれてしまうとブログサイトの表示が遅くなったり、Wordpress本体と合わずに動かなくなることもあるのでプラグイン選びも重要なポイントです。
プラグインのインストール方法
まずは基本のプラグインのインストール方法を説明しますね。
左メニュー「プラグイン」→「新規追加」へ。

検索欄に名前を入力し、いれたいプラグインが出てきたら「今すぐインストール」をクリック。

インストールが完了したら「有効化」をクリック。これでもう使えるようになっています。

プラグインの削除の方法
プラグインはインストールも簡単なら削除も簡単にできます。
左メニュー「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」へ。

また使うかもしれないけど、とりあえず今は使わなくていい時は対象プラグインの下の「無効化」をクリックすれば使用が停止されます。

無効化していたプラグインをまた使いたくなったら「有効化」にすればすぐに使えます。もう使わないときは「削除」で簡単に削除できます。

未使用でもたくさんプラグインがインストールされているとブログサイトが重くなる(表示が遅くなる)ので、必要のないプラグインは削除するのがおすすめです。
ブログを守るためのプラグイン4つ
まずはセキュリティやデータを守るために最初にいれておいてほしいプラグインを4つご紹介します。
Akismet(スパムコメント対策)

WordPressに備えられているコメント欄にはたくさんのスパムコメントが届きます。それをブロックしてくれるプラグインです。
BackWPup(ブログのバックアップ)

レンタルサーバーにも自動バックアップ機能があるものもありますが、自分でもバックアップをとっておくと、いざというときに復旧できるので安心です。
Edit Author Slug(投稿者名の変更)

Wordpreeの初期設定では「ブログサイトURL/?author=1」にアクセスすると自動で「ブログサイトURL/author/ユーザー名/」にとぶ設定になっています。そうするとユーザー名が丸見えになってしまうので、セキュリティ上よくありません。
「ブログサイトURL/author/ユーザー名/」のユーザー名部分を好きな名前に変更できるプラグインです。
SiteGuard WP Plugin(ログインURL変更)

WordPressの初期設定で 「ブログサイトURL/wp-admin.php 」 がWordpreeへのログイン画面URLになっています。このURLを自分の好きなURLに変更のできるプラグインです。
ブログSEOのためのプラグイン3つ
ここまでの4つのプラグインはブログ運営の効率化・バックアップ・セキュリティ対策のためのプラグインでした。次の3つはブログのSEO対策のための 最初にいれておいてほしいプラグイン 3つになります。
SEOとは
「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」と言います。SEO対策とはGoogleなどの検索サーチをしたときに、できるだけ1番上に表示される=より多くの人にブログを見てもらえるための対策になります。
EWWW Image Optimizer(画像サイズの自動圧縮)

テキスト(文字)に比べ、写真やイラストなどの画像のサイズは大きくなります=表示速度が遅くなります。それを出来るだけ、画像のサイズを小さくして表示してくれるプラグインです。
WP Fastest Cache(サイトの高速化)

ブログサイトの表示を早くするために、1度見たページのデータを保存して、次に見たときに早く表示することができる「キャッシュ」機能を使えるようにして、ブログサイトの表示を速くするプラグインです。
XML Sitemaps(サイトマップ作成)

Googleの検索に表示されるように、自分のブログサイトの全ページの一覧を作ってくれるプラグインです。
WordPressの初期設定が完了
これで初めてのWordpressの初期設定が完了です。ほかにも設定することはありますが、ひとまずブログ記事を書きだす準備は整いました!
step 3-2 ブログの書き方・基本の4つのポイント
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ブログの書き方、基本の4つのポイントを知れば初心者でも悩まずかける!
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